屋根の張替えをDIYで行いました。費用とかかった時間は？

資金拠出のため作業を一時中断している「カーサ野毛山」ですが、せっかくなので屋根の張替えを行ったことを報告しておきたいと思います。

もう３ヶ月も前の話になるので忘れていることもあるかもしれません。

実際に自分でやってみて、屋根の張替えを自分で行えるのかどうか、行うべきかどうか、その辺も合わせて考えてみました。

屋根の張替えを行いました

正確には昨年の12月ですね。

ボロボロで、つたが生え散らかし、一部が吹っ飛んで雨ざらしになっていた屋根を張り替えてみました。

ジャングルというか、森に飲み込まれる寸前のところを、なんとか救済してあげることが出来ました。

まずはこの屋根上にまで生えてきてしまった大木の伐採を行ったのですが、やはり木の下でどんどん悪化してきていたため、ありの住処と化していました。

変な話ですが、この状態になってしまうと、家に施す全てのことが「プラス」でしかないので、割と思い切って(開き直って)作業できます。

木を切ったりするのは勿論大変でしたが、隣が奇跡的に空き地だったもので、切ったものは投げ落としてサクサク作業できました。

それでどうなったかというと、こちらです。

完成！

完成後のアフター写真がこちらになります。

写真で見ての通り、キレイになりました。

色はマットグリーン（だったかな？）、メーカーは・・・、すいません後で調べます。

トタンを引っペ返すところから始まり、歩くと抜けそうな腐った屋根を撤去し、下地を調整し、コンパネ(針葉樹合板12mm)を止め、ルーフィングを貼り、屋根材を乗せて最後に棟カバー＆換気棟をかぶせて、鼻先キャップをはめて完了です。

主に使用したビスは、こちらです。

他にも、鉄板が重なる部分などには、「たこビス」が最適です。

オーティス たこビス ４ｘ１３ ステンレス ピークス １０００本入

ホームセンターでもあまり売ってるところがないので、僕はいつもネットで買っているのですが、これが本当に優秀な一品。

鉄板同士をびったりと、隙間なく密着させてくれるので、これは１箱持っておくだけで何かと便利。

鉄板を使う作業には、今やなくてはならないアイテムと言えます。

かかった費用

ということで今回の屋根張替えに関して、ざっくりとかかった費用を計算してみました。

足場が必要なため、屋根が一番費用がかかるところなのですが、それなりに抑えられてよかったです。

今回の広さが約56平米ほどの計算だったかと記憶しているのですが、屋根が広かろうが狭かろうが、足場代は必須なのでできれば屋根と外壁はセットで行いたい部分です。

今回は外壁も行っているのですが、塗装で済ませましたので、外壁に関しての出費はペンキ代程度です。

人件費は一緒にやってるマーク氏、１名分です。

ざっくりですが、５日〜６日程度で完了したと記憶しています。

結論：屋根は業者に任せたら良いんじゃないかな

ということで、結果とてもキレイに収まって、仕上がりには全然満足しています。

屋根の張替えは自分で出来るか出来ないかでいうと、もちろん「出来る」のですが、一回でもやったことがあるのと、全くの初めてでは全然違うし、普段どの程度DIYで作業してるのか、その経験値によっても一概には言えないですね。

DIYで屋根の張替えを行ったことは経験として良かったなぁと思うのですが、逆に僕のようにDIYを仕事の一部として見ていない一般の方は結論、屋根は業者に相見積取って一任したら良いんじゃないかなという感想になりました(笑)

正直な話、屋根を業者にお願いしたらいくらでやってもらえるのかは分かりませんが、本職のところならそもそも足場を持っているでしょうし、意外にそこまで費用に差は出てこないのかなと思ったからです。

そもそも屋根材ってとても長くて、まとまって購入するから重くて一人では搬入すら難しいので、手伝ってくれる人がいて、その人にどの程度の経験があるかという部分にも左右されますね。

あとは建物によっては勾配がきつかったり、危険度が高かったりするので、それも踏まえることが重要です。

今回の僕のところはそもそも勾配がゆるく、危険度も限定的だったので自分達で行いましたが、それでもやっぱり上に上がると怖いですから・・・。

あとは外壁をやるのかやらないのか、もし外壁を自分でやるのであれば、もしかすると屋根も自分で・・・という選択肢もありかもしれません。

金額的にも屋根と外壁を自分でやると、節約できる額もぐっと幅が出てくると思います。

ただ時間的には屋根の全面張替えとなると、急いでやっても１週間程度はかかると思うし、外壁も何をどの程度やるのかによって時間のかかり方が大きく異なるので、人の確保、資材の搬入など考えてみても、うーん、やっぱり業者になっちゃうかなという感じかもしれません。

材料の搬入が行いやすい道路付けの良いところであれば、余計にその差も縮まってくるかと思いますので、まずは一度どこかに見積もりを出した結果からの検討がおすすめです。